EEMBC コンタクト:

メディア・コンタクト:

マーカス・レビー

EEMBC

1.530.672.9113 (TEL)

1.530.672.9439 (FAX)

markus.levy@eembc.org

ボッブ・デッカー

ウオールストリート・コミュニケーションズ

1.415.409.0233 (TEL)

1.650.618.1512 (FAX)

bob.decker@wallstcom.com

 

EEMBC® CoreMark™組込み向けベンチマークの

ダウンロード回数が1000回のマイルストーンを超える


CoreMark™: 業界標準ベンチマークは

ドライストーンの置き換えを狙う


カリフォルニア州エルドラド・ヒルズ 20091117 The Embedded Microprocessor Benchmark Consortium (EEMBC) は本日、CoreMark 1.0ベンチマークのダウンロード回数が1000回を超えたことを発表しました。CoremarkEEMBCから提供される最初の公開ベンチマーク・ソフトウェアであり、組み込みプロセッサ向けの重要な性能評価基準のひとつとして急速に、業界に受け入れられてきております。60個以上のCoreMarkスコア値がユーザにより、CoreMarkウェブサイト上に登録されました。その中には、AMD, ARM, フリースケール、インテル、マイクロチップ、NXP、ルネサス、テキサス・インスツルメンツなどの会社のプロセサがあります。

従来のEEMBCベンチマークは特定組み込みマーケット・セグメントをフォーカスし、組み込みプロセッサの実用途における性能を的確に予測できるものでしたが、CoreMarkは、プロセッサのコア性能や基本パイプライン構造の測定に始まり、8ビットマイコンからハイエンド32ビット品や該当アーキテクチャを持つプロセッサの評価に対して、汎用的に使えます。不人気なドライストーン・ベンチマークと異なり、CoreMarkは、プロセッサの必要とされる、組み込みアプリケーションで実際に使われる負荷をかけます。

EEMBCCoreMarkソースコードとスコア値を公開するために、専用のウェブサイト(www.coremark.org)を設けました。CodeMarkユーザは自身で得たスコア値とそのとき使用したプラットフォーム構成をウェブサイト上に掲載します。公開スコアを用いて、ユーザはプロセッサ間の簡単な比較が可能となります。CoreMarkは、ユーザが提供したスコア値の信憑性を高めるために、自己検証ソフトウェアを内蔵しますが、EEMBC技術センターはEEMBC会員向けにスコアの認定サービスを提供します。NXP社がLPC1768に関して最初に、EEMBCよりCoreMarkスコアの認定を取得しました。

EEMBC会長マーカス・レビーは「CoreMarkソースコードへの無償で無条件のアクセスに加え、CoreMarkウェブサイトは、この業界標準ベンチマークを組み込み業界のプレーヤーがレビュー、評価するのを容易にするために、ポーティング・コンフィギュレーションを提供します。」と述べました。さらに「RovalantKonstantin Yurkevich氏はマイクロチップ社PIC32MX360F512Lプラットフォームのポーティング・コンフィギュレーションについて、NXP社はKeilMCB17xxボードとNXPLPC17xxマイクロコントローラ(ARM M3ベース) の組み合わせ構成のポーティング・コンフィギュレーションについて、大きく貢献しました。」と補足しました。

EEMBC® EnergyBench™に対応したCoreMarkはすべてのEEMBC会員が利用できます。また会員でない場合は個別にライセンスが可能です。EnergyBench™は、EEMBCの性能ベンチマークの実行中に、プロセッサが消費するエネルギー量を測定するためのプログラムです。EnergyBenchについての詳細は eembc.org/benchmark/power_sl.php をご覧ください。

EEMBCについて

エンベデッド・マイクロプロセッサ・ベンチマーク・コンソーシアム(EEMBC)はプロセッサ・アーキテクトや組み込みシステム設計者が組み込みプロセッサとそのシステムの能力を正確に把握できるようにベンチマーク・ソフトウェアを開発しております。現行のベンチマークは、単一コアおよびマルチコア・プロセッサの性能とエネルギー消費量を、デジタル・エンターテイメント、デジタル・イメージング、ネットワーキング、オフィス・オートメーション分野について、推測することを可能にします。他に自動車、組み込みJAVA、通信機器の分野向けのベンチマークがあります。またコンソーシアムにはEEMBCでのベンチマーク開発を行うR&Dセンターとしての機能、ベンチマーク・サービス、スコア認定サービスを提供するEEMBC技術センターがあります。


EEMBCの現在の会員は以下の通りです。アドバンスト・デジタル・チップ、AMD、アナログ・デバイセズ、アンデス・テクノロジー、アプライド・マイクロ、アーム、ブロードコム、キャビウム・ネットワークス、セントールテクノロジー、コード・ソーサリ、サイプレス・セミコンダクタ、エスマーテック、ファラデイ、フリースケール・セミコンダクタ、富士通マイクロエレクトロニクス、グリーンヒルズ・ソフトウェア、IARシステムズ、IBM、イマジネーション・テクノロジーズ、インフィニオン・テクノロジーズ、インテル、LSIロジック、リナックス・ワークス、 マーベル・セミコンダクタ、メディア・テック、メンター・グラフィックス、マイクロチップ・テクノロジーズ、MIPSテクノロジーズ、ナショナルインスツルメンツ、NECエレクトロニクス、ノキア、NXPセミコンダクターズ、オープンカーネル・ラボ、クアルコム、リアルテック・セミコンダクタ、レッドハット、ルネサス・テクノロジー、RMI, 三星電子、ソニー・コンピュータ・エンターテイメント、STマイクロエレクトロニクス、サンマイクロシステムズ、テキサス・インスツルメンツ、バーチュアル・ロジック、VMware、ウィンドリバー・システムズ。


EEMBCthe Embedded Microprocessor Benchmark Consortiumの登録商標です。

その他の商標は、該当各社の所有する商標です。




More…